今日のわが街は、曇り空です。

いつも 一緒c0185858_14261676.jpg
どんなに時が 経とうとも
どんなに遠く 離れようとも
ふたりは 一緒
心は すぐ側に

たとえ どちらかが 
朽ち果てようとも
たとえ 僕らを取り囲む世界が
大きな変貌を遂げようとも

今までも
これからも
ずっと 一緒に
いてください。


   もう、九月も終わりですネ…。
真夏と呼ばれる時期は、さほど暑くなかったように思うのですが、残暑が長いように思います。
あまり日焼け止めが好きではないのですが、できれば焼きたくない。
で、仕事に行っていた頃は車の中は長い手袋、外は薄手の上着、で頑張っていたのですが、今年はそれじゃちょっと動きにくいということで、日焼け止め復活。
しかし、ともすれば塗るのを忘れてしまうこの残暑で変な日焼けをしてしまいました。
もうそろそろ10月だというのに、この一日の気温差は辛いですネ…って最高気温と最低気温の差が10度以上あるのは奈良くらいでしょうか…。
朝丸まって寝ているのに、昼間は半そででも充分なくらいです。
風邪を引きやすい気候ではありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。


  新聞の地方版を見るのが日課なのは、仕事をしている頃からでした。
ですので、前回の彼岸花もそこで知りましたし、「せんとくん」を初めてみたのも奈良版でした。
「薬師寺の東塔が10月から修復工事には入る」と読んだのは先週のことだったように思います。正式には遷都祭が終わってかららしいのですが、それまでに点検のため工事用の幕で覆われるようです。
では、ゆっくり東塔を眺められるのは今しかない!!ということで「薬師寺」に行ってきました。
 薬師寺へは中学校の遠足以来です。c0185858_14305549.jpg
薬師寺の前には大きな駐車場があり、そこへ停めていざ薬師寺へ。
やはり修学旅行シーズンですからね、学生さんたちも団体でいらっしゃいました。
薬師寺は平城遷都以来、この西ノ京に移されました。そして、1528年に人災により東塔を除くほとんどの蔵が焼け落ち、高田好胤管主の発願による昭和の大復興までの450年あまり仮金堂だったそうです。
今の薬師寺が全て復興を遂げたのが平成15年ですからそんなに前ではありません。
確かに、電車でこの近くを通るときはいつも白い工事用の幕が覆っていました。
 今回修復されることになった東塔はこちら→c0185858_14272177.jpg
こう見えてこの塔、六重に見えますが「裳階(もこし)」というものをつけていますので三重の塔です。
 復興されて2,30年ですから1300年建っている東塔とは見た目からして華やかさが違い、まるで今と昔を見ているようです。それは、昔の人が見たであろう塔と、今の塔って感じでしょうか。
 東塔と西塔、戦で焼け落ちるまでの800年もの時間をずっと一緒に並んでいたんですよね。
一つ一つでもそれはそれは、歴史的に観ても、芸術的に観ても素晴らしいものです。
けれど、これは対を成して考え建てられたもの。
やはり、二対が揃って建っているといいものですネ。
今日の↑の写真が二対の塔です。
…大変見にくいですよね…。
手前が東塔、奥が西塔です。そうです、若干逆光です。撮る方向を間違えました…。
有名な写真の構図は薬師寺から出て近くの池の向こうから撮った写真が有名です。
でもこうして、二対の塔を一緒に優雅に見れるのはきっと今だけ。
来年はきっとすごい人手だろうから…(期待です)。

ほかに薬師寺境内にはないのですが、「玄奘三蔵伽藍」、三蔵法師さんですね、この方を祀られてます伽藍には日本画家の平山郁夫さんが30年かけて描かれたという壁画が奉納されています。
もちろん、拝見することも出来ますし、館内には説明をしてくださる方もいらっしゃいました。
薬師寺を出て、歩いていける筈ということで「唐招提寺」にも行っていました。
こちらはあの井上靖さんが書かれた「天平の甍」で有名な鑑真和上が建立したお寺。
「唐招提寺」は戦禍を免れ、現存する日本最古の金堂があります。
薬師寺からは800メートルほどしか離れていないのに免れたのは奇跡のようですね。

 思うのです。決してもうこれらの文化を、人災や戦禍でなどでもう失ってしまわないように守るのが私たちの今、できること。
それは50年後、100年後の子供たちのために残すという私たちにできる数少ないこと。
さらにそう深く思わせてくれたのは、次に向かった唐招提寺の宝物蔵で見た仏像たちでした。
ここには由来不詳の仏像が多数安置されていたそうです。
戦禍にあって半分朽ちたもの、また発掘されるまでに手を失ってしまったもの。
頭部を失ってしまった像、さまざまな像が展示されていました。
今までに起きた、戦や事件などのお陰で私は今、この時代に生まれて生きているといってもおかしくないなと思うことがあります。けれど、歴史は繰り返すためでなく、そうならない未来のために学ぶのだと思うのです。
守るべき、子供たちに伝えるべき歴史や文化があるってきっと、いい事であっても悪いことであってもあること自体が幸せなんでしょうね。

 こうして奈良のあちこちを散策していますと、観光客の団体さん、海外の方、遠足、修学旅行生とたくさんの方々をお見かけします。
 けれど、少しひと気がなくなるようなところへ行くとよく見かけるのが、ご夫婦。
以前にもお話しましたが、私はそんなに結婚願望が強くありません。
ま、「時の流れに身を任せ~♪」といった感じです。
けれど、こうして見ているとやはり年配の方が多いのです。それはまるで、二人一緒なのがごく当たり前というか。多くを語らなくてもいい、一人でも大丈夫だけれどやはり、二人で歩いている、そんな感じ。
そう、それはまるで、薬師寺の二対の塔のような感じでした。
きっとそうなるまで、たくさん大変なこととかあっただろうけどあんなご夫婦って「いいなぁ~」と折りたたみの雨傘を日傘代わりにして一人歩きながら微笑ましく思うのでした。
時はいったいどのように流れていくのかなぁ…。
そうそう、「薬師寺」「唐招提寺」へは近鉄「西ノ京」で下車していただくとすぐに行けますよ。
バスも近鉄「西大寺」から出ていると思われますが、電車のほうが近いですヨ!

いろいろ写真館へはこちら:入り口
                    
                        ところで、あなたは…。

                             ~ゴン~
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by kawagonta_y | 2009-09-29 15:05 | いろいろ便り | Comments(6)
Commented by つぐみ at 2009-09-29 16:48 x
こんにちは!
先日は、コメントありがとうございました。

9月も、まもなく終了。まだ、若干暑さが残ってますが
秋を感じるような風景などにたくさん出会えるようになりましたねv
Commented by kawagonta_y at 2009-09-29 22:47
こんにちは!!
いえいえ、こちらこそいつもコメント、ありがとうございます。
月が終わるたびに、月日の速さに驚かされますネ(^_^;)

秋は夜長。キレイな夕暮れと夜空にも出会えそうですね。
楽しみの季節がはじまりました(^o^)/
Commented by nisi2005 at 2009-10-01 08:25
「50年後、100年後の子供達に残す・・・」って、大切な事ですよね。
島でも海にテトラポットを敷き詰めたり、堤防を作ったり、埋め立てたり、アダンの木を切り倒したり・・・悲しい光景が見られます。
島には、自然しか残すものがないのになぁ・・・って淋しい気持ちになります。
Commented by 太陽 at 2009-10-01 21:58 x
奈良はまだ観光したことがないんですよねぇ。
死ぬまでには行きたいと思っています(笑)

取り急ぎですが、就職先が決まりました☆
僕がいきなり更新しなくなったり、ゴンさんのブログが移ったりと、色々ありましたが、^^
長い間の応援、応援ありがとうございました!!!
Commented by kawagonta_y at 2009-10-05 14:15
にしさん☆
島でもやはり、そういうことがあるのですネ…。
50年後や100年後の子供たちって絶対会えないから、せめて自分がすごいなと思うものをその子達にも味わってほしいなと思います。
奈良県内でも河川の舗装がいたる所で行なわれています。
一応「安全のため」ということで。けれど、もしもしなくても私たちが気をつけたら済むことなら、舗装してほしくないなぁと言うのが本音ですネ…。
Commented by kawagonta_y at 2009-10-05 14:19
太陽さん☆
キャ~!!おめでとうございます!!
そして、お疲れさまでした(^o^)/

更新、焦らずぼちぼちでいいじゃないですか(^-^)
私もこの通り、週一ですからね♪
奈良、ちょっと交通の便悪いけど、一度いらしてくださいネ。
きっと何か面白い発見があると思いますヨ!