日本を飛び出してイタリアへ行ってきました。 その2

c0185858_122993.jpg車窓から 過ぎていく
街の明かりが目を奪う 午後五時半
煙突の煙が 部屋の温もりを伝える

ここにも 
ごく当たり前の日常があり
それぞれの生活と人生があり
生きてきた物語がある

僕を知らない その人たち
その人たちを知らない 僕

彼らの世界は
どんな世界なのだろうか
どんな音が聞こえていて
どんな時間が流れているのだろう

真冬の夕暮れ時
冷えた体を温めた街の明かりは
僕を 人恋しくさせる。


  ついに我が家にもやってきました。姉が…新型インフルエンザに…罹りました…。
でもタミフル飲んでも絶対大丈夫なお歳なので普通に飲んでますし、食欲があるので一安心。心配なのは次にうつりそうな母くらい。やっぱり、予防接種間に合いませんでしたね…。ま、一度かかった方が安心かな?しんどいのは嫌だけど。
 先日久々に奈良県中部にも積雪するくらいの雪が降り、兄妹で喜んでいましたが、積っていたのは隣町くらいまでで、わが街はあっという間に止んであっという間に溶けていってしまいました。皆さんの街はいかがでしょうか?かなり寒い日々が続いていますが、風邪やインフルエンザ、はたまた転んで怪我などされていませんでしょうか?

 
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さてさて、今回もイタリア旅行のお話です。
 ツアーですので、バスに乗っていたら次の目的地まで連れて行ってくださいます。実にこのイタリア人の運転手さん、運転がほんとに上手で「ここ曲がれんの?」ってとこもほっとんど切り替えしなしで曲がられます。
イタリアって大阪人も驚きなくらいに路駐が多かったですヨ。道路に駐車場があるんですが、その間にも停めてあったり二重になってたりしています。でもこの運転手さん、そこもスイスイと曲がって走っていきます。話しかけたのですが、ちょっと恥ずかしがり屋さんの運転手さんですぐに消えてしまいます。
大型の観光バスですが、乗客は28人なので一人二席使っても大丈夫なくらいでした。バスは、ほとんど高速道路を走っていました。高速道路はどの国も同じでほとんどひと気のないところを走っています。所々に街があって、そしてまた山や畑、葡萄畑や牧草地帯となっていました。
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今回のバスに限らず、電車でも自分の運転する車でも車窓から、明かりの灯った家を見るのが好きです。
別に家の中を覗くのが趣味って訳じゃないですヨ。明かりが点いているのを見ていろいろ思うんです。
どんな人が住んでいて、どんな食卓なのだろうか。どんな笑い声が聞こえてくるのかな?彼らはどんな人生を歩んでいるんだろうか?なんて止め処もなく考えてしまったりします。ま、どんな人生…ってなるのは今回みたいにバスでボーっと乗っているときくらいですけどね。
 それぞれに人生があるってのは当たり前のことなんですが、面白いことだと思うのです。私は私の人生しか体験しませんし、分かりません。でも、まわりをみればそれぞれに人生がある。家族もそうだし、親友もそう。遠くの友人たちにもあるし、苦手だなって思う上司にもある。全く知らない土地の全く知らない人にもあるし、たった今点けたテレビに出ている人にもある。
c0185858_1312193.jpg今この瞬間だけを生きているのではなくて、生きてきた時間がみんなにあるんですよね。それは歴史に名を残さなかった人たちにもあるように。そして、そこにはそれぞれの世界がある。そうやって、時代は文化となって残ってきたし、今もあるんだなぁって。そう思うと世界って…すごいなぁ…面白いなぁって思うんです。
ま、ごくごく当たり前の話しっちゃ当たり前の話なんですけどね。あんまり縛られる物がなくなると、いろんな事を考えてしまうようです。

   イタリア滞在4日目は、フィレンツェピサに行ってきました。フィレンツェって…かなりの観光客が来るそうですよ。バス専用の駐車場があったのですが、結構とまってました。アジア圏だけじゃなくて、国内の方とかヨーロッパ圏からもいらっしゃっているようでした。 午後からはオプションツアーで、そのままフィレンツェで自由行動される方とピサ観光を申し込みしていた方との別行動になりました。ここでワタクシ、再び変な運がやってきました。
ピサへは再び高速道路を使って行くのですが、5日ほど前の大雨で一部通行止め。1時間半で行ける所を、迂回して2時間ちょっとかかる添乗員さんも初めてという道路で行きました。そのお陰でキレイな風景も見れたんですけどね♪
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5日目は、丘の上にあるオルビエートという城砦都市と、ヴァチカン市国、ローマ市内の観光でした。この日も朝早く、日の出前に起きました。オルビエートに限らず、イタリアではなんだか丘の上に街が固まっているように車窓から見ていると思えます。日当たりいいし、攻めにくいしいいのかもしれませんね。
さてヴァチカン市国です。1月3日っていったらまだまだ年明けです。カトリックの総本山です。日本で言ったら…高野山?以上?世界中からですからね。夕暮れに着いたのですが、それでもスゴイ人でした…。もちろんここでも私の運は健在ですヨ。年末に大聖堂の中にあるピエタという彫刻を狂信的信者さんが金槌で襲撃したから入るのにセキュリティが厳しくなっていて長蛇の列でした…。…ほんとにいろいろある面白い旅です。
最後はローマ市内。ほとんど夜の状態でのコロッセオはライトアップされていてキレイでしたし、その後はトレビの泉。「ローマの休日」で有名なスペイン広場」の階段へと行きました。
両日ともまた、「いろいろ写真館」に詳しく載せましたので、よろしければそちらもご覧下さいネ。
 さて今回の写真は、そのピサへ向かうのに迂回した道路で見た西日に輝くピサの街です。 …ま、かなりわかりづらい写真なんですが…。実際はほんとにキレイで、添乗員さんも「初めて通った道だけどキレイな光景が見れましたネ」と仰るくらいほんとにきれいな眺めでした…。
二枚目はご存知、フィレンツェの街並みと「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の正面。4枚目がピサの斜塔。そしてヴァチカン市国の「サン・ピエトロ大聖堂」と「トレヴィの泉」となっています。
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あきらかに異国にいるはずなのに団体ツアーだからでしょうか、ほとんど異国に対する恐怖心はありませんでした。日本と違ってスリや置き引き、ぼったくりが多いと聞いていたんですけどね。
ただ、観光地ではない普通の街を見ていると私たちが普通に暮らしているように、彼らも当たり前だけど暮らしていて、それに対してなんだか変に心、打たれてしまいました。それは国内外問わないのだけれど、そうか…ここにも小さな世界があるんだなぁ…って。ほんとに、縛られる物が少なくなるといろんな事を考えてしまいますね。

 いろいろ写真館:~フィレンツェ・ピサ
           ~オルビエート・ヴァチカン市国・ローマ市内編


                         ところで、あなたは…。

                            ~ゴン~
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by kawagonta_y | 2010-01-16 02:21 | いろいろ便り | Comments(0)