鹿児島も寒いですよ…。

手紙 届きました 
c0185858_2373273.jpgありがとう
何より 母さんも元気そうで
安心しました

父さんのお祝いくらい
そちらに帰りたかったのですが
時間が作れそうに ありません
言い訳と宅急便ばかりで
すみません

そういえば 
最近 子供のころを
よく 思い出します
父さんが連れて行ってくれた 
あの山からの景色が
今も忘れられません
きっともう あの頃とは違う 
景色になっているのだろうけど

もうずっと 帰っていないけど
それでも 皆の笑顔が
僕の 明日への支えです

いつも 皆の健康と幸せを
祈っています
それでは また。






 11月になりましたね…。すっかり秋も深くなってきましたね。昨日の雨で、金木犀がオレンジ色の絨毯を作っていました。咲いているときは、香りがするのに所在が分からなかったけれど、散ってしまってから知った、そんな感じです。日曜日にようやく冬物を引っ張り出してきたけれど、コートはまだ早くて、手袋も…と迷っている私ですが、皆さんはもう冬支度をされていますか?

 11月は、私にとって節目な月です。生まれ月なのと、鹿児島に引っ越しをしてきた月です。今年で、まる2年になりました。11月の上旬でしたので、3年目スタートです。早いような…まだ2年のような…。いろんなことがあった2年でした。これからも波乱な感じがしていますけれど。

 c0185858_2393321.jpg振り返ってみて、やっぱり遠くに来たのかしら?なんて思う時があります。ちょっとした風習の違いに戸惑ったり、言葉のニュアンスで凹んだり。けれど、それと同じくらい、いやそれ以上に来てヨカッタと思うことがあります。県外の人が鹿児島を褒めてくれたり、逆に鹿児島の人に奈良の良さを伝えられたとき。
 残念ながら私は、完璧な鹿児島人にはなれません。どう転んでも、根っからの奈良人だから。けれど、奈良を出てきてしまった。今の私は鹿児島人でも奈良人でもない、のではなく、どちらでもあるんじゃないかな?って思ったりもします。完璧じゃなくても、いいじゃない?って。まだまだ、知らなことだらけの鹿児島と奈良ですが、私にとって大切な場所なのですから。イントネーションとかちょっとエセ鹿児島人っぽいけど(笑)

 
 こちらに来てよく聞かれるのが「なぜ鹿児島なの?」でした。私は北海道や沖縄にあこがれて移住する方と同じですよ、と答えています。実際に奈良にも、そういった方がたくさんいらっしゃいました。何度もお話しているかもしれないけれど、奈良と鹿児島は、思いのほか文化や風習・習慣が異なります。具体的に、となると難しいけれど。自分が当たり前だと思ってきたことが違うってことが多々あります。もちろん景色だって全然違う。だから、私はここがいいんだと、思うんです。だって、奈良に似たところなら、奈良にいるほうが絶対、いいじゃない。 

 で、やっぱり遠くに来たな、と思うんです。季節の変わり目は特に。こちらで咲いている花が、奈良ではもう散っていたり、まだ咲いていなかったり。
 ちょっと前、友人と実家を離れてしまってから、何かあるときの「覚悟」というものがいつのまにかできたね、という話をしていました。私の場合は、最後まで反対しなかった父が、鹿児島で部屋を見つけてきた私に「やっぱり大阪じゃダメなんか?」と言われたとき、覚悟と自己責任が出来たと、話したのを思い出しました。
 
 c0185858_2394037.jpg父は今年、6月で古希を迎えました。結局、当日一緒にお祝いすることができなくて、お盆に帰った時にしました。けれど当日には、なんとかしてお祝いをしたくて、父にプレゼントしたのは薩摩焼の黒と白のおちょこ。残念なことに芋焼酎が苦手な父には、これがぴったりかもと、家族への宅急便と一緒に送りました。数日後、父から思わぬ手紙が。父から手紙をもらったのは初めてかもしれません。律儀な父らしい字と言葉が詰まっていました。

 今日の写真は、最近よくいく大型スーパーの屋上から撮った空の写真。夕日って…いいですね…。何にもない空の夕日も綺麗だけれど、こうして雲が夕日で輝くのも好きです。で、山の端をよ~く見ると、風力発電の羽が!拡大図が3枚目。一機しか見えないんですけど、こんな近くにもあるんですね…カッコイイ!!再生可能エネルギー、バンザイ!!

 お盆に帰った時のお祝いは、父もおススメの「しゃぶしゃぶ」のお店。いつものように、嬉しそうにビールと日本酒を飲んでいるけれど、昔に比べれば食べる量も、少し減ったように思えました。私が歳を重ねるのと同じように、父や母も同じだけ歳を重ねていくんですよね。すっかり白髪になった父を見て、何かあればすぐにでも飛んで帰ってくるけれど、それでも兄妹たちのように、毎日は一緒にいてあげられないことに、少し、申し訳なさと寂しさを感じたりもしたのでした。そう、だからこそ鹿児島で、頑張っていこうと改めて思ったのでした。
 さて3年目突入!どんな明日が待っているのやら!!


                    ところで、あなたは…。

                       ~ゴン~
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by kawagonta_y | 2012-11-05 23:42 | いろいろ便り | Comments(2)
Commented by かよ at 2012-11-07 01:29 x
お父様は呑みながらお猪口を眺めてらっしゃるでしょうね。
うちの娘も家をでて暮らしています。すぐ近くですが、親の立場になって気付いたこともありますよ。寂しいよりなによりちゃんと生活していることが嬉しいのです。まだまだ援助してやらなきゃいけない状況ですが。一緒に暮らしてたら電話で話すことも手紙もなかったはずですもの。
『故郷』はでてみてはじめて『ふるさと』になるんですね。
Commented by kawagonta_y at 2012-11-07 22:28
こんばんは。

うちの父は、本当にモノを大切にする人で、たぶんお猪口も、一度使っただけであとは、それこそ眺めるだけで今までのお猪口を使っていると思います(^_^;)

そうですね、一緒に暮らしていたらメールくらいならしていたけれど、電話で話したり手紙を書くなんてこと、しなかったですね。

離れてみて「ふるさと」と「家族」の、大きさを知りました(^^)
帰る場所があるって幸せですネ。