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桜が咲き始めましたネ。

前略
その後 いかがお過ごしでしょうか
桜が咲き始めましたネ。_c0185858_013235.jpg
いつも 多くを語らない
そんな あなただから
頑張りすぎていないか 心配です

こちらではもう
桜が 咲き始めました

決して大きくはないけれど
そんな ささやかな幸せを
愛おしく想えるようになりました

来年の春は あなたとの花見 
楽しみにしています

最後に 
頼りない私ですが いつも
あなたを支えるひとりでありたいと 
思っています

どうか あなたのその痛みが
束の間に終わることを 
心から 祈っています

それでは また…     
               早々。








 鹿児島では、例年よりも早く桜が咲き始めたと、ニュースでは報じられていましたが、見ごろになるにはもう少し、時間があるようです。そして、桜の足元では、ツツジも咲き始めました。皆さんの街ではいかがでしょうか。

 私の好きな曲にROCK‘A’TRECHの「Every Sunday Afternoon」と、さだまさしさんの「」という歌があります。

 桜が咲き始めましたネ。_c0185858_011720.jpg私は、幼い頃から何かと病院に縁がある人生を送っています。だからと言って、大きな病気をしたわけではありません。おてんばだった私は、すぐに怪我をするので外科に行ったり、プールの季節には中耳炎・内耳炎・外耳炎のフルコース。社会人になってからもアレルギーに風邪に、感染性胃腸炎などなど。おまけに姿勢が悪いから整骨院も。兄妹よりも祖母と話が合うくらい。おかげさまで、いいか悪いか別として、薬を飲むことがあまり苦ではありません。
 そんな私ですが、何よりつらいのは、自分が病に伏せるのではなく、大切な人が病に伏せること。「何かをしてあげられる」なんておこがましいけれど、でも、何も出来ない自分が歯がゆいのです。

 先にご紹介した曲は、病に伏せた大切な人を想う歌です。
 健康で元気に暮らしているときには、なかなか感じにくいことだけれど。例えば普通の暮らしが出来るとか、好きなものが食べられるとか、大切な人の笑顔が見られるとか、そういった、ともすれば日常過ぎて気にも留めない些細なことがとても大きくて、実は生きていくうえでの根本のように思います。
残念なことに、病になってからようやく命を身近に感じることがあります。それは自分がなっても大切な方がなっても、です。元気になったらあれをしよう、これを食べよう。あの人に謝ろう、なんてことも。

 先月、父方の叔父が亡くなりました。会ってお話をした記憶はあまりないけれど、とても穏やかな方でした。そして昨年から、母方の叔母が病を患い入退院を繰り返しています。
遠く離れているからとか、もうそんな歳なんだ、なんてことは言い訳かもしれませんね。
それらはいつでも、起きておかしくないことだから。
 私は医療従事者ではないし、何かしらの知識も力も持ち合わせてはいません。けれど、大切な人が頑張っているとき、遠くからでもその人を支えられる応援し続けるひとでありたいと、思うのです。
そう、「命」は「まばゆい」のですから。そのひかりを、曇らせないように…。

                   ところで、あなたは…。
                      ~ゴン~
by kawagonta_y | 2015-03-24 00:17 | いろいろ便り | Comments(0)